エタ 誰でも知っているムーブメントメーカーの巨人!
このメーカーが無ければ、スイス時計産業が成り立たないなんて言われるぐらいです。

ETA Cal.7750搭載品。
6時、9時、12時にインダイアルが有るクロノはほとんどが7750です。
スピードマスターやクロノタイム等。

ダイアルを外すとノンデイトタイプなのにカレンダーユニットが付いています。
何故ノンデイトなのにカレンダーが付いているかは、この状態が7750の標準仕様だからです。
時計の機械も工業製品なので、大量生産によってかなり低価格生産が可能になるので自社生産するよりも買ったほうが安くなります。
カルティエ、フランク、オメガ、チュードル...3針自動巻にいたっては相当数のメーカーが採用しています。
昔からムーブメントメーカーが中堅メーカーに機械供給していましたが、以前高性能自社ムーブを作っていたオメガやロンジン等もETAムーブを採用しています。
ETAムーブ自体は悪い機械じゃありません、逆に高性能で低価格が問題なのです。
なので本物もパチモンも同じ中身なんて現象も起こっています。
何年か前にETA社がムーブメントの供給制限をするニュースがありました。
ETA社が独自に決めたことでは無く、スイス時計産業全体の話し合いで決まったそうです。
ずっと技術を競い合っていた伝統あるメーカーまでが既製品の機械を採用することで、発展の妨げになる危機感からだそうです。
しかし世界的な不況の中で、新型ムーブの開発費や生産ラインの設備投資が出来るメーカーは少ないと思われ具体的な動きは無いようです。
インターなんかはETA離れが進んでいるようですが...
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