色んなメーカーが採用していたレマニア5100
現在は生産が終了しています。
そろそろメンテはメーカー修理になると思われます。

OMEGAでは70年代にCal.1045として使われていました。
文字版下の受けがアクリルで出来ています。
10年以上前からこのパーツはメーカー欠品ですが、アメリカなんかに行くとツブシの機械が安く手に入ったので何とかなっていました。

とにかく複雑な形状なので別作は難しいです。
水入りなんかでパーツが錆びると、錆の厚み分膨らむので割れる個体が多いのです。
もちろん衝撃や素材の劣化でヒビヒビになったりもします。
パーツ割れするとカレンダー動作不良が起こり易く、早送りも駄目になるケースが多く見られます。
受けの他にゼンマイの動力を伝える車も樹脂製で、こちらも欠品です。
もちろんメーカーはパーツを持っていますので、よほど古いモデル以外は大丈夫だと思われます。
SINNやTUTIMAは最後まで採用していたので、メーカー修理は暫らく大丈夫そうです。
オメガもスイス送りなら何とかなるかも知れませんが、メンテ代は10数万円になると思われます。
当店でも手持ちのパーツは無くなってしまいましたので、5100のメンテは現在は受け付けておりません。
オメガがバックオーダーでパーツを再生産するのに期待するしかないようです。
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